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夏物衣料に付着した ”汗”が原因で
染みになってしまった サマーセーターです。

素材は綿・麻混紡で、生成りの商品です。
そして、全体的にがあります。

素材的には 染み抜きは難しくないのですが・・・
アクセサリーに少々問題があります。
ビーズとブルー・赤・緑色のスパンコールが付いていますよね?

実は、これが染み抜きをするのに 障害となる場合があるんです。
どうしようか? @


脇部分です。
一番汗をかきやすい部分ですので 一番シミがキツイ部分でした。
(しかし、飾りが邪魔ですネエ〜。染み部分に近いなあ〜)

・・・さて、どうしようか?

飾りが 染み抜きの薬品に反応して、色落ちしたり、変形したりする
可能性もあります。 
 
まず染みぬき剤の濃度を薄めて、色落ちしないか 慎重にテストをします。

・・・やっぱりスパンコール部分が少し、色落ちするようです。
どうしようか A

結局、スパンコール部分の色止めをしてから
復元加工処理(全体漂白)をすることにしました。



・・・ハイ! 出来上がり! キレイになりましたよ。
頭の中のシュミレーションどおり 出来ました。
どうしようか B

もちろん 脇部分もキレイになりました。
どうしようか? C

今回のように 1つの方法では 染み抜きが難しいと考えられる場合でも、
色止めの技術と併用して処理をすることによって 
染み抜きが可能になる事もあります。

この処方を組み立てるのは 頭の体操になります。
まるで知恵の輪を解くときのように 楽しい体操なんですよ。


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