〜しみ抜きクエスト〜『インク王国編』 最終回
薄れ行く意識の中で 勇者コウジョチョが聞いた声の主は?
このまま インク王国は 魔王に征服されてしまうのか?

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最終回  はじまり はじまり〜



『コウジョチョ様!』
『コウジョチョ様! お願い! 目をあけて・・・』

インク大魔王は 勝利を確信したかのように立っている

ブラウス姫は 倒れているコウジョチョに駆け寄り 
そっと 上体を起こし・・・ くちづけをした・・・

コウジョチョは唇に やわらかいものが触れ 体の中から魔王の黒毒霧の
毒が 抜き取られていくのを感じた・・・


『コウジョチョ様!』
『コウジョチョ様! 毒は私が消しました・・ お願い!
 お父様と この国を助けて!』

インク王国の姫である ブラウス姫はインクの毒を 無効にすることが
出来るらしい・・


コウジョチョは すくっと立ち上がり
『姫!分かりました この身が砕けようと 必ず魔王を倒します!』

大魔王は驚いて 二人に向かって突進してきた!
『おのれ〜 こしゃくな!〜〜〜』
コウジョチョは 姫を背中の後ろにさげると 剣を両手で握り
『しみ抜き剣法奥義!ファイヤーヒョウハック切り〜〜〜』
インク大魔王F
『ウギャア〜〜〜』
インク大魔王は悶絶して 床に転がった・・


『よし!この攻撃は魔王に効くようだ! ならばっ!』
『しみ抜き剣法奥義!ファイヤー二段ヒョウハック切り〜〜〜〜』

インク大魔王G

『グワッツフ ゴッフッ・・・』

インク大魔王は みるみるうちに小さくなり もはや虫の息である


コウジョチョは目を閉じ瞑想して・・・カッと目を開くと 
『これで決まりだ!しみ抜き剣法究極奥義!三段ヒョウハック切り!〜〜』
『まさか! このワシが・・・こんな小僧に・・・・』
インク大魔王の屍
インク大魔王は 息絶えた・・・




〜次の日 インク王の広間〜
インク王

インク王@
『勇者 コウジョチョよ! 王国の危機を救ってくれた
 そなたの働き見事であった! 感謝しておる』
『そなたの望みのものを褒美として取らせる 何なりと申すがよい』
『ブラウス姫と一緒になって この国を継いでもらってもいいぞよ』

ブラウス姫は ほほを赤くし 潤んだ目をしてじっと勇者を見ている・・


コウジョチョ
『インク王! 私はしみ抜き剣士として 当然の事をしたまでです』
『褒美は 何も望みません!』
『私の剣を必要とする人々が まだ たくさんおります』
『その人々を助ける為に 私は旅を続けなければならないのです!』


インク王
『・・・そうか・・分かった 残念だが仕方ない・・』
ブラウス姫は肩を落とし うつむいている・・・
その肩は少し震えているようだった・・・





〜次の日〜
コウジョチョの姿は 
国境の インク王国の城が見下ろせる 小高い丘の上にあった・・・
彼の目はじっと遠くを見ているようだった・・・


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勇者コウジョチョよ!
お前はいったい なにを見ているのか・・・
お前はいったい どこに行こうとしているのか・・・



                     (つづく) かも?

【〜しみ抜きクエスト〜】の解説

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