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着物の色柄物の部分漂白
こんにちわ、石田クリーニング松山工場 しみぬき鉄人の清本です。


さて、今日のしみぬきは
です。


でも間違っても ご家庭で色柄物の漂白はしないで下さいね。

プロだからこそ こんな事も出来ちゃうんですよ〜。



シルク着物地であでやかな柄の風呂敷に
時間が経過したために変色した茶褐色のシミが付着しています。


しみぬきをされている方なら・・・
この商品のデリケートさはスゴク分かると思います。

どうしてか? というと・・・

この素材・色柄は
ものすごく脱色しやすい組み合わせだからなんですね。

1番色が壊れやすい(脱色しやすい)のは青色
その次が赤色
1番丈夫な色が黄色 の順なんです。


シミが付着している部分は
紫の花(青+赤)
緑の柄(青+黄色)
どちらも青色が含まれているので 細心の注意が必要なんです。

また、通常は 細心の注意を払ってしみぬきをしたとしても・・・
多少の脱色は避けられません。

ですから、しみぬき後 
染色補正という処置も必要なんです。



技術の高いプロほど 見ただけでこの大変さが分かるんです。


だから、
”プロが震え上がる組み合わせ” というわけです(笑)


それでは、
その一番難しい部分から 行っちゃいましょう!


紫の花の部分をしみぬきしました。

どうですか?
良い感じでしょう?


次に、緑の帯部分をしみぬきします。


うん、いけてますねぇ〜♪



今回は 特別な処方でしみぬきをしてみました。
この方法なら 脱色もなくバッチリ行けますよ〜。

ただし、これほど難易度の高いしみぬきになると・・・
時間とそれなりの料金が必要です。

お急ぎでお預かりしていましたので
今回は、一部分のテストだけさせてもらって

お客様には その旨お見積もりさせていただきました。



今回のように

プロも震え上がるような程のしみぬきは
かなりの時間と料金が必要な場合があります。

シミが付着したら 
そんなシミに変身しちゃう前に

早め早めにご相談くださいね。


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