ジャケットの変色シミの除去脱色の修正

どれも衣類にあって 他の部分より醜くて気になる部分の事です。

我々クリーニングのプロ以外の方は、

そんな区別する必要性は無いのかも知れませんね。

とにかく、その部分が気になるので キレイできますか?

って感じでしょうか?

でも、我々プロにとっては・・・

この”シミ” ”変色” 脱色” の違いは

大問題なんですよ。

付着して時間の経過により、

シミ → 変色 →  脱色  と症状が進みます。

今日ご紹介するケースは この最終段階の”脱色”のカースです。

薄い水色のジャケット。
袖ぐちに黄色くシミらしきものが見えますよね?

プロ以外には、見分けは難しいのですが・・・

実はこれは、単純なシミではなく・・・
変色+脱色 という代物なんですよ。

時間の経過で、完全に地色が破壊されています。

こういう場合は、まず変色を取り除いて、

破壊されてしまってた地色を染色補正で復元していくんですよ。

(変色を取り除いた所です。真っ白になっているでしょう?)

大変手の込んだ作業になります。

その分、手間賃(しみぬき料金)が必要になってしまうんですね。

ハイ!出来上がり。

バッチリ キレイになりましたよ。

こうなってしまう前に

早めはやめのお手入れが 1番ですよ~。

しみ抜き

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