クッションカバーについた鉛筆のしみ抜き
今日、松山では 久しぶりに雨が降っています。
と言っても ほんのお湿り程度の雨なんですが・・・
このままでは 水不足が心配です。
豪雨で被害が出てる地域もあるのに・・・
お天気は思うようになりませんね。
北京オリンピックでは雨雲にミサイルを撃ち込んでいましたが・・・
もしかしたら
お天気も自由にコントロールできる時代が来るのでしょうか?
さて、今日のしみ抜きは鉛筆のしみぬきです。
お天気には全く関係ありません。
子供さんが、クッションカバーに鉛筆で落書きをしてしまったそうです。
表も裏もしっかり書き込んでいます。
勉強熱心ですねぇ~(笑)
さて、この鉛筆の芯。
黒鉛(カーボン)が主な成分なんですね。
(詳しくは黒鉛65%、粘土35%、それと水・油)
ですから もし このシミを拡大して見たとすると・・・
カーボンの細かい粒子が生地の上に乗っかってる状態なんです。
下手にさわってしまうと、この粒子が繊維の奥へ奥へと入り込んでしまって
取れなくなってしまいます。
この場合、専用の薬品を使って カーボンの粒子を浮き上がらせてから
濯ぎだす というしみ抜き処理をします。
・・・そうです 墨のしみ抜きと全く同じ方法で除去できるんですね。
付着してそのまま 持って来てくださったので
比較的 楽に除去できました。
ハイ出来上がり。キレイになりましたよ♪