現像液のしみ抜き

こんにちわ、石田クリーニング松山工場 しみぬき鉄人の清本です。

今日ご紹介するしみぬきも かな~りレアなケースです。
シミの原因は現像液。

高校時代、
クラブ活動という授業コマがあって、
私は ”化学クラブ”に所属してたんですね。

身の回りのモノを使っていろんな実験をするクラブでした。

その実験の1つで ピンホールカメラ の製作もしたんですよ。

ボール紙のお菓子の箱に目張りをして・・・
前面に小さな穴を開けて・・・

内部に印画紙をセットして出来上がり。

超! 簡単な作りだったんですよ(笑)

撮影したいモノの近くに行って・・・
穴を塞いでいたフタを外して・・・数秒間撮影。

現像室で、印画紙を取り出して現像・定着。
もちろん白黒写真です。

みなさん知ってました? 上下が逆に写るんですよ~。
不思議ですよねぇ~

酢酸のニオイが懐かしいです。

さて、前置きが長くなったのですが
問題の商品はこちらです。

学生さんの 白のベストです。
もしかしたら、私と同じ化学クラブたったりして・・(笑)

恥ずかしながら、
私、今日まで現像液がシミになるって 知らなかったんです。
ですから このシミとは当然、初対戦です。

順番に 技の引き出しを開けて いろいろ攻めてみました・・・

・・・・

・・・・

ありゃ? 意外と 手ごわいぞ~。

・・・

・・・

引き出しを開けること 5つ。
ようやく攻略の手がかりをつかみました。

どうですか?
技が効いてるでしょう?

攻略方法が判明すれば こっちのもんです♪

ハイ! 出来上がり。
キレイになりましたよ♪

レアーなしみも・・・

多彩なしみぬきの技を持つ まさに技のデパート!

 ”しみぬき侍”

のいる当店へ ご相談くださいね。

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