シルクのジャンバーに付着した飴のしみぬき
こんにちわ 石田クリーニング松山工場の清本です。
クリーニング店では受付時、必ず検品作業をしております。
これは、キズ・変色・ボタン取れ・シミなど、そのまま洗濯すると
後でトラブルになる可能性のある事柄を、了解していただくた為と、
ポケットの中などに お忘れ物(現金・免許書・・・)が残ってないか
確かめる為です。
今日の染み抜きは、この点検(ポケットの中身のチェック)がキチンと
出来ていなかったために 出来てしまった 飴の染み抜きです。
シルクのコートのポッケッとに飴が入ったまま 洗濯・乾燥をして
飴が乾燥の熱で 表面にまで溶け出してきてしまったものです。
(あちゃ~ 汗)

お客さん スミマセン。完全な 当店のミスです。
かなり 広い範囲に付着しています。

まずは、染み抜き台の上で飴を除去します。

ウエットクリーニングで繊維の奥に残っている飴をゆすぎ出します。

キレイに落ちました。
ウエットクリーニングの仕上げ剤により
シルクの風合いがより一層滑らかになりました。

出来上がりです。
結果的に すっきり汗抜きウエットクリーニングも出来ました。

今回のように、ポケットの中に物が入ったまま クリーニングをしてしまう
と、思わぬことが起こる可能性があるんですよ。
最悪なのは、ライターなどの発火物です。
石油系ドライクリーニングは、可燃性の液体で洗濯をするので
爆発の危険性も有るんですよ。
あらためて、キッチリと点検をしないといけないと 思った染み抜きでした